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Posted by naturum at

2009年04月18日

親愛なる ぼすおへ ~5歳のお誕生日に~

おはようございます。
本日ぼすおの5歳のお誕生日で~す!!


オイラ5歳になってんで!もうオッサンやんけ!

そうだよ~。ぼすおもKちゃんと同じ。オッサンの仲間入りだね(笑)

えっと…
今日は ぼすおにお手紙を書こうと思います。
Cの ぼすおに対する気持ちを書こうと思ってますので せっかく今日ブログを見にきてくれた方には申し訳ないのですが きっと読んでも つまんないと思います。
なのでスルーしてもらっって結構です。
とにかく今日5歳になる ぼすおへ今までの事 これからの事。
Cの気持ちを伝えておこうと思ってます。
こないだテレビで『犬と私の10の約束』を放送してました。
見ましたか?
Cは録画してて それを たまたま昨日見たんです。
それで ぼすおに お手紙書こうと思いました。
犬には伝わる。飼い主の気持ちが伝わる。
いなくなってから色んなことを言ったって遅いんじゃないか?って。
今こうして元気で笑って一緒に生活できるうちにCの気持ちを伝えておこうと。
過去も振り返ることになると思いますので今までブログ上で話したことが無い事柄も出てくるかもしれません。
これは みなさまに宛てた手紙じゃありません。
Cから ぼすおへの素直な気持ち。
なので『えっ?そうなの?』って思うことが出てきたとしても…
暖かい目に見守ってくれると嬉しいです。
でも かなり長くなると思いますので… 最後まで読まず ここで やめたほうが良いと思いますよ。
長い長~い お手紙になると思いますので。
読んでくれる方。下書きせずに そのまま更新しますので誤字脱字は ご勘弁を。


ここで やめる方。
今日は ぼすおのお誕生日ですのでお祝いポチッよろしくです。
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ぼすお。今日で5歳になるんだね。
お誕生日おめでとう!
あのね Cちゃん今から ぼすおに長い長いお手紙書くね。
ぼすおが うちに やってきた あの日から 今までの事。
Cちゃんの ぼすおへの気持ちを書くね。


あれから5年。そんなに長い間ぼすおと一緒にいたのか?って思うよ。
ぼすおは今日生まれて 我が家の仔になったのは5月の最後の週の土曜日だったね。
あの日の事を ぼすおは覚えていますか?
Cちゃんは全部覚えてるよ。

あの頃のCちゃんは色んな事が重なって肉体的にも精神的にも まいってた。
出口が見つからない暗闇の中を彷徨ってた感じ。
毎日つまんなくて 毎日憂鬱で…

今考えると どうして そこまで落ち込んじゃったのか。
今なら違った考え方が出来るのにね。
そんな風に考えたり絶対しない。でもあの頃は…

そんなCちゃんを見るに見かねてKちゃんがね気晴らしにペットショップへ連れて行ってくれたんだよ。
Cちゃんがワン仔が好きって知ってたからね。
ホントはねCちゃんは ずっとワン仔と暮らしたくて…
でも その時は そんな状況じゃなかったんだよね。
だから見るだけ… 連れては帰ってこれない。

そう分かっててもね見るだけでも その見てる間だけは気分が良くて楽しくて。
心も体も癒されてた。

あの日… 珍しくブルテリアがいたんだ。
とっても可愛くて 思わずCちゃん店員さんにお願いして出してもらって抱かせてもらったんだ。
ぬぼ~っとした感じ。なんとも言えないお顔。
仔犬なのにね筋肉質で とっても重かったんだよ。
ちょっと ガサツな仔だったな。元気いっぱい。甘噛みの とっても激しい仔だった。
5分くらいの時間でCちゃんの手や腕が傷だらけになっちゃったんだ。
この仔を連れて帰りたい。
そう思った。でもね… それは無理なこと。

その仔を店員さんにお返しして振り向くと…
Kちゃんがね1頭の黒ラブの仔犬を見てた。
ちっちゃいくせに手足は大きくてね。
きっと この仔はデカくなるねって思ったよ。
そうして見てるとね 今度は店員さんの方からね『この仔も抱いてみますか?』って。
Cちゃん。即答!(笑)
『はい。お願いします』ってね。
そして その黒ラブの仔犬を抱いたのよ。

するとね… その仔ったら 真っ先にCちゃんの口元をペロッって舐めた。
そしてクルクルお目目で見つめてきたんだよね。

それが ぼすおとCちゃんの最初の出会い。
ねぇ ぼすお。覚えてた?

Cちゃんはねワン仔と一緒に生活したかったんだけど大型犬は考えてなかったんだ。
小型犬か中型犬。
大型犬は お散歩が大変そうだし なによりCちゃんが前に実家で一緒にいた たくちゃんはシーズーで小型犬。
ぼすおにも何度もお話してるでしょ?
たく兄ちゃんの事は。今はお空で毎日楽しく遊んでてCちゃんや ぼすおの事を見守ってくれてるんだよ。

だからね あの時Cちゃんは まさか あの日 ぼすおを連れて帰るだなんて想像もしてなかったんだ。
ワン仔と生活できる状況じゃなかったし大型犬だしね。

なのに…
なぜだかKちゃんがね『この仔(黒ラブ)やったら連れて帰ってもええで!』って。
えっ?一瞬耳を疑った。
連れて帰っていいの? ホントにいいの?

Kちゃんの気が変わらないうちにCちゃんったら店員さんに
『この仔連れて帰ります』って言っちゃった(笑)

そしてダンボールに入って ぼすおは うちへやってきたんだよ。
コソコソ隠してね。

この日からCちゃんとっても元気になったんだよ。
ぼすおのおかげだね。
色んな事を考えてる暇なんてなかったよ。
ぼすおが来て毎日がとっても忙しくって楽しくって。

どうして隠さなきゃなんなかったのかって?
あのね おと~さんと おか~さんにバレちゃうのがマズかったの。
Cちゃんはね ずっとワン仔がいる生活してたんだけどねKちゃんは違ったんだ。
この家にワン仔は今までいなかった。
Kちゃんが小さい時 何度かワン仔と生活したいってお願いしたんだけど絶対にダメだったんだって。
それには理由があったんだけどね。

だからね ぼすおを連れて帰ることはKちゃんにとっては とっても勇気のいることだったと思うんだ。

結局その日はバレなくて次の日に ぼすおを見せて言ったんだ。
事後報告ってやつね。
連れて帰ってきたんだから仕方ない。もう強引としか言いようがないね。
きっとKちゃんだけならダメって言われてたのかもしれない。
でもねCちゃんもいたからね。
きっとダメって言えなかったんじゃないのかな?

ワクチンが済むまでお外に出せない。

そう言っててね。ワクチンが済めば ぼすおはお外で生活するもんだって おと~さんも おか~さんも思ってたみたい。
なのに一向に ぼすおがお外で暮らす気配がない。

あのね始めからCちゃんもKちゃんも ぼすおをお外で生活させる気はなかったんだ。
でもね おと~さんも おか~さんも犬は外でって思い込んでたみたい。

ガツンと言われちゃった。
その時はCちゃんもKちゃんも 激怒!
でも言われても仕方なかったんだよね。

だいたい最初から筋を通してないのはCちゃんとKちゃんだったから。
同じ敷地内で暮らしてるのに何の相談もなく勝手にぼすおを連れて帰ってきて
小さい仔なら まだしも デカいワン仔を家の中で飼うなんて…
ワン仔と生活したことない おと~さんには理解不可能だったみたい。
ワン仔と生活してても家の中で一緒に生活するなんてって思ってる人はいっぱいいるんだよ。
お外で生活してるから幸せじゃないってことじゃないの。
家の中で一緒に生活するから幸せってことでもないんだよ。
でもねCちゃんもKちゃんも ぼすおと家の中で一緒に生活したかったんだ。

それでも結局ぼすおは家の中で暮らせる事になったんだ。
なったと言うよりCちゃんとKちゃんが出さなかっただけなんだけどね。

おか~さんは ぼすおを抱っこしたり遊んだり…
ちょっとCちゃんやKちゃんが出掛ける時なんかは ぼすおの面倒見てくれてたんだよ。
おか~さんが目を離した隙に ぼすおったらウンしちゃって…
おか~さんが気付いた時には ぼすおはウンまみれ(泣)
おか~さんは その お掃除や ぼすおの体を洗ってくれたりしたんだよ。
ぼすお覚えてる?

おと~さんは ぼすおの事は かわいいけど家の中で生活させるのが納得いかなかったみたい。
だから… 最初の頃は そんなに ぼすおの事をかわいがってくれなかったね。

そんな おと~さん。
ぼすお。今おと~さんは ぼすおに対してどんな感じ?
溺愛だよね(笑)
遊んでくれるし おやつだってくれるしね。
ヨダレだって拭いてくてるし 足だって洗ってくれるし。
ぼすおと しょっちゅうチューしてるもんね。

そうそう。
ぼすおは4ヶ月くらいからイタズラも酷くって 甘噛みも半端じゃなかったね。
毎日Cちゃんは流血してた。
それにKちゃんには何もしないのにCちゃんが側に寄るだけで ぼすおったら飛びついてきて噛んでたね。
ぼすお。あの時期ぼすおのゲージの中にCちゃんが非難して ぼすおがリビングで我が物顔でいたの覚えてる?
そんな頃もあったね。

どんどん成長していく ぼすお。
力もどんどん強くなっていって お散歩が大変だったな。
とにかく何にでも反応しちゃって引っ張られた勢いでCちゃんギックリ腰になっちゃったね。
首も軽いムチウチ状態になって…
そんな事が2度あって…

Cちゃんは毎日が辛かった。育犬ノイローゼみたくなっちゃった。
きっと そんな気持ちが ぼすおに伝わってたんだね。
ぼすおのイタズラも甘噛みも。甘噛みと言うより ぼすお あの頃 本気でCちゃんに噛みついてきてたもんね。
Cちゃんがイライラしてたから ぼすおもイライラしてたんだよね。
今なら分かるのに その時は どうして ぼすおは こんななの?って。
全部ぼすおのせいにしてたんだ。ごめんね。ぼすお。

6ヶ月に入って ますます悪くなってくぼすお。
去勢すれば少しおとなしくなるかも?なんて聞いてね。
ぼすおはね遺伝で股関節が悪いことが わかってたの。
だからね ぼすおの子供は絶対に作っちゃダメって思ってた。
だから いつか去勢はしなきゃなんないって思ってて…
去勢すれば防げる病気もあるってことも知ってた。
それで6ヶ月の時に手術したんだよね。
初めての離れ離れ。
あんなに悪ガキで毎日噛まれて流血してたのに いざ離れるとCちゃん とっても寂しかった。
日帰りだったけど 寂しくて不安で。

無事 手術を終えて 術後も良好だったね。

去勢後… 今までと何も変わらなくて…
おとなしくなるどころか どんどん手におえないくらいの仔になっていって…
ぼすお。今ならわかるよ。
あの時 ぼすおは必死でCちゃんに訴えてたんだよね。
それなのにCちゃん何も気付いてやれなくて。
ぼすおが必死で体全体でメッセージを送ってたのにCちゃんには伝わってなかったんだ。
それどころか『なんてワン仔だ!もうお世話するの無理かも?』って思ってた。
ごめんね。ぼすお。
Cちゃん飼い主失格だね。

もうCちゃんの手におえない ぼすお。
さんざん悩んで結局ぼすおを訓練に入れることにしたんだよね。
ぼすお。ごめんね。
寂しい思いいっぱいさせて。
ホントはぼすおは訓練なんかしなくても良かったんだ。
ホントは優しい おっとりした仔だったのにCちゃんの対応の悪さのせいで あんな風にしてたんだよね。
Cちゃんが ぼすおのリーダーになれてなかったから それが原因だったんだよね。

4ヶ月の預かり訓練。
訓練士さんにお願いしたことは3つだけ。
お散歩の時 ひっぱらないようにしてほしい。
排泄は外で出来るようにしてほしい。
噛まないようにしてほしい。

訓練に出すって決めたのはCちゃん。
ぼすおがいなくなって心に穴があいちゃった。
あれだけ毎日大変で毎日ひっかき傷や噛まれた後があったのに そんな毎日が恋しかった。
勝手だね。ホント自分勝手。

最初の1ヶ月は全く会えなかった。
気を紛らわそうとKちゃんと旅行に行ったりしたんだけど…
ぼすお どうしてるかな?
ぼすおが一緒なら もっと楽しい旅になってるだろうな?
そんな事ばかり思ってたんだ。
その頃ぼすおは一生懸命 訓練士さんの言うことをきいてたんだよね。

2ヶ月目に入って やっと面会の日が来て…

あの日Cちゃん。自分のしてしまった事をすごく後悔したんだ。
ぼすおを見た瞬間 涙が出ちゃった。
だって ぼすおったら あまりの変わりようで…

顔つきだってキツくなってたしストレスでお尻の毛を全部むしっちゃってハゲてたもんね。

いきなり知らない所に連れていかれて おいてけぼり。
小さい頃から ぼすおは ワン仔が苦手だったのに いきなり ワン仔だらけの所だし。
今まで自由きままな生活だったのにゲージに入れられて…

そりゃストレス溜まるよね。
あの時ねCちゃん ぼすおを もう家に連れて帰ろうと思ったんだ。
ぼすおにだけ こんなに辛い思いさせて…

ぼすおが悪い子だったのは全てCちゃんの責任だって訓練士さんから言われてたんだ。
ぼすおは聞き分けの良い仔だってね。
ラブの仔犬はやんちゃだと。ぼすおは普通だってね。
噛んじゃいけないって教えてもらってないから遊びの延長で噛むんだってね。
Cちゃんの叱り方に問題があったんだって。
ごめんね。ぼすお。全部Cちゃんが悪かったんだ。

今 訓練を止めるか。続けるか。
ぼすおは どんどんお利口になってく。
そのスピードにCちゃんがついてけなかったんだ。
訓練士さんはハッキリ言ったよ。
飼い主さんの訓練が必要ですってね。

3ヶ月目にも1回面会日があって…
なんだか とっても凛々しい顔になってたね。
なんだか ぼすおじゃないみたい。
とってもお利口になってたしね。
この頃には『スワレ』『マテ』『フセ』脚足歩行は完璧。
排泄も外でしかしない。
噛むのも しなくなってたね。
Cちゃんが望んでた以上にお利口になってたよね。
後はCちゃんの問題だった。
Cちゃんが どう ぼすおに接するか。
そう。やっぱり訓練を受けなきゃなんなかったのはCちゃんだったんだ。

そして4ヶ月目…
ここから毎週一緒に訓練したよね。
ぼすおは この時には もう完全に色んな事を覚えてて…
ごめんね。Cちゃんが ぼすおの足をひっぱってた。
この時 毎週Cちゃん Kちゃん おと~さん おか~さんの4人で ぼすおと一緒に訓練したよね。
訓練士さんにね家族全員が同じ対応をしないと犬は どうしていいのか わかんなくなっちゃうって言われたんだ。
この人は これでいいって言うのに この人はダメって言う。
誰の言うこときけがいいの?ってなっちゃうんだって。
だからね家族4人で行ってたんだよ。

そうそう。
訓練士さんが言ってたね。
ぼすおは犬が苦手だって。訓練以外にもフリーで遊べる時間があったんだよね。
みんな走り回って遊んでるのに ぼすおだけは いつも隅っこで じっとしてたって。
遊ぼうよ!って他のワン仔が誘いにきても絶対に一緒に遊ばなかったて。
なのに訓練士さんが 遊ぶ?って聞くと尻尾ふって遊んでたんだってね。
ぼすおはホント人が好きな仔だって訓練士さんが言ってたよ。
おかげで ぼすおは一般的な訓練以外にも訓練士さんに教えてもらえた事があったよね。
鼻パク。鼻の上にクッキー乗せてパクッってするやつ。
ワン仔と遊べない ぼすおの為に訓練士さんが遊びで教えてくれた事。
ぼすおは元々ワン仔が好きじゃないから無理に遊ばせるとストレスになるかもしれないから無理に遊ばせる必要はないって訓練士さんに言われたんだよ。ぼすおの性格なんだって。
ワン仔と遊べなくったって人と一緒に暮らすんだから何の問題もないって言われたよ。
人が嫌いな仔だと人と生活するのは難しいけどワン仔が苦手でも問題ないと…

ごめんね。CちゃんもKちゃんも そんなの知らなくて パピークラスとかに2ヶ所も参加させて どうにかして ぼすおが他のワン仔と仲良く遊べないか?なんて思って連れて行ってたよね。
ドッグランにも連れて行ってたよね。
ぼすおのためにって思ってたけど ぼすおにとっては迷惑だったんだね。
ぼすおのため… そうじゃなかったのかもしれない。
Cちゃんがワン仔連れの人たちと仲良くなりたかったのかも。
ほんとに ぼすおは辛抱してくれてたんだね。

それから…
無事に4ヶ月の訓練から帰ってきた ぼすお。

ぼすお。最初の頃はKちゃんの言うことは完璧にきいてたね。
まぁこれは訓練に入る前からKちゃんの言うことは きいてたもんね。
きっと ぼすおはKちゃんのことは認めてたんだよね。
群れのリーダーだって。
でも ぼすおはCちゃんには家に帰ってきてからは何度も何度も反抗したね。
抵抗したね。順位を争ってたね。
きっと あの頃ぼすおも必死だったんだろうけどCちゃんも必死だったんだよ。
絶対に ぼすおよりCちゃんのが上だって事を ぼすおに分からせなきゃなんないってね。
訓練中は あんなにお利口だった ぼすおなのに家に帰ってきてCちゃんと2人のお散歩の時は また引っ張ってたよね。
自分の行きたい方へグイグイ引っ張ってたよね。
Cちゃんも必死で自分の行きたい方へ引っ張ってたんだよ。

それから8ヶ月…
とにかくCちゃん必死だったな。ぼすおのリーダーになれるようにって。
ここがCちゃんの悪いとこなんだよね。
融通がきかない。こうだって言えばこうなんだよね。
ぼすおにとってはストレスだったのかな?
またお尻の毛を毟っちゃってたよね。指の間に毛も毟ってたよね。
病院に連れて行くとアレルギーだって言われた。
でもストレスでも毛を毟ることがあるとも言われた。
ごめんね。ぼすお。やっぱりCちゃんはダメな飼い主だね。

アレルギーって言えば…
これには悩まされるよね。食べ物。植物。ハウスダスト…
色んな物が ぼすおのアレルゲン。
やっと最近ちょっとおちついてきたね。
痒い期間が少なくなったね。
ごめんね。Cちゃんも手探りだったから。とにかく良いと思うものを取り入れてダメな物を排除して…
良かれと思って してた事でも ぼすおにはダメだった事が多々あったもんね。
そのたびに ぼすおは痒くて辛かったね。

ぼすおとCちゃんの家の中での順位争い。
毎日隙あらばCちゃんより上になってやろうって ぼすおは思ってたでしょ?
その頃だね。ある検査でCちゃんの病気がみつかって。
今度はCちゃんが4ヶ月入院したんだよね。

あの時ね病気のことより今 家を離れるのは ぼすおとの せっかく今まで がんばって築いてきた関係が また ふりだしに戻っちゃう。そんな心配してたんだ。

また ぼすおと離れ離れの生活が始まった。
毎日毎日 ぼすおは どうしてるんだろ?
大丈夫なの? そればっかり考えてた。
Kちゃんに言われた事があるんだけど… 俺の心配はせんと ぼすおの心配ばっかりやなってね。
そうなんだよね。ぼすおの事ばかりだった。

クリスマスもお正月もCちゃんは入院。
病室からも出ることができなかったんだ。
そんなCちゃんを おと~さんが きっと不憫に思ったんだろうね。
病室から見える所へ ぼすおを連れて毎日毎日お散歩に来てくれてたね。
見える所に着いたら携帯に電話してくれてCちゃんが病室も窓から見て ぼすおとおと~さんに手を振ってた。
ぼすお覚えてるでしょ?
あの時ね毎日それだけが楽しみだったんだ。
だからねCちゃん おと~さんに すっごく感謝してるんだ。
Cちゃんが入院してた4ヶ月間。
その間Kちゃんは毎日お仕事だったから お仕事の日は おと~さんか おか~さんが ぼすおのお散歩に行ってくれてたんだよね。お留守番のできない ぼすおの面倒をみてくれてたのは おと~さんと おか~さんだったんだよね。
きっと その時に ぼすおと おと~さんと おか~さんの絆ができたんだね。
Kちゃんがお休みの日はKちゃんに甘えてたんだよね。

入院して3ヶ月を過ぎた頃やっと病室から出ることを許可してもらって…
やっと ぼすおに会えたんだよね。
ホントは院内から出ちゃダメって言われてたんだけど病院の敷地内まで ぼすおを連れてきてもらってコッソリ会ってたんだよね。先生も知ってて知らない顔してくれてたんだって。
後で聞いたんだ。
それには理由があったんだって。
ぼすおと会った後の検査の数値が良くなることが多かったんだって。
精神的な面が大きく左右されてるみたいだって先生が思ったんだって。
ぼすお。ありがとね。
またCちゃんの事を元気にしてくれたんだよね。

退院してから おか~さんに聞いたんだけど ぼすおをお散歩に連れて行くと この頃から絶対に病院の方向へ行きたがるって。病院の敷地内へ入って動かなくなるって。
きっとCちゃん待ってるんだろうな~って思うと おか~さん涙が出たって言ってたよ。
ねぇ ぼすお。
ぼすおは あの時Cちゃんに会いたいって思ってくれてたの?
ココに来れば会えるって思ってくれてたの?
そう思ってくれてたならCちゃん嬉しいな。
飼い主失格だって思ってたから。

そして退院。
4ヶ月も入院してるとね歩くことすら辛くって。
リハビリがてらCちゃんは実家のじいじ&ばあばの所にいたんだよね。
その間Kちゃんが仕事お休みの時に ぼすおを連れてきてくれて…

そして5ヶ月ぶりの我が家。
ぼすおはCちゃんのリハビリに付き合ってくれたよね。
入院前は まだ たまに引っ張りが強くって。
だから みんなCちゃんが ぼすおのお散歩に行くのは反対だった。
もし何かあったら?ってね。
それに入院前には ぼすおとCちゃんとでバトルは続いてたもんね。
どっちが上になるか。
だけど そんな心配は無用だったね。

ぼすおったらCちゃんの体の状態をよくわかってたんだよね。
ゆっくり ゆっくり お散歩に付き合ってくれてたもんね。
15分くらいで歩ける距離を1時間もかかってお散歩してたね。
それを気長に付き合ってくれてたもんね。
Cちゃんの事を気遣ってくれてるみたいに寄り添って歩いてくれてたね。
ありがとう。ぼすお。
またCちゃん ぼすおに元気にしてもらってたね。

元の生活に戻るまで1年かかったね。
いつも ぼすおがCちゃんの1番近くで見守ってくれてた。
ぼすおが いたからCちゃん がんばれたよ。
ホントだよ。

Cちゃんの入院をキッカケに ぼすおが変わったね。
そう。今のぼすおに なったんだよね。
優しい 優しい ぼすおにね。

なんだか今となっては あんなに やんちゃでCちゃんが悩んでた毎日がウソみたい。

あのねCちゃん。大きな病気しちゃって その時思ったんだ。
ぼすおを残して死ねないってね。
コレ大袈裟なんだけどね。だってCちゃんの病気は死んじゃう病気じゃないから。
でもホントにそう思ったよ。
Cちゃんには子供がいないから そういう気持ちが今までなかったんだ。
自分を犠牲にしてまで守る何かって どんなだか。
ぼすお。それが ぼすおだよ。
真っ黒で毛むくじゃらで4本足で歩くけどCちゃんにとっては ぼすおは息子なんだ。
こんなこと言うと人間と犬を一緒にするなって言われちゃいそうだけどね。
でもCちゃんにとってぼすおの命は それくらい重いんだ。

Cちゃんも元気になって ぼすおもお利口になって。
中断してたキャンプに1年ぶりに行ったんだよね。

それから…
どっぷりキャンプにはまっちゃったね。

KちゃんとCちゃんとぼすおで色んな所にいっぱい行ったね。
旅行にも いっぱい行ったよね。
ドッグカフェにも公園にも…

なんだか離れ離れだった ぼすおの訓練の4ヶ月間。その後Cちゃんの入院の4ヶ月間。リハビリで じいじ&ばあばの家にいた1ヶ月間。計9ヶ月を埋めるような勢いで色んな所にお出かけしたね。

ねぇ ぼすお。
ぼすおは体が弱いよね。
股関節だって生まれつき弱いしアレルギーあるし…
1度ぼすおの様子がおかしくて病院に連れて行くと とっても怖い病気かも?って言われて…
Cちゃん目の前真っ暗になっちゃった。
聞いたこともない病名。
馬尾症候群。
Cちゃん目の前が真っ暗になっちゃった。
ぼすおが歩けなくなるかも?

色んな検査して やっぱり疑いがあって…
とにかく炎症反応が凄い異常値で。
白血球の数も異常だったもんね。
先生が専門じゃないから知り合いの専門の先生に診てもらうように言ってあげるって言われて…
でもね その先生が東京の先生だったんだ。
ぼすおの先生が東京に行く時に一緒に連れていってあげるって言ってくれた。
もし そうなら東京で手術して…
CちゃんとKちゃんはね ぼすおには どんな事でもするつもりだった。
でもね もう離れ離れになるのだけは嫌だったんだ。
Cちゃんね。あの時 生まれて初めて真剣に祈ったんだ。
『ぼすおが また元気になりますように。足の痛みが出ませんように。もし怖い病気でも これ以上 進行しませんように』ってね。 お空の たく兄ちゃんにも毎日お願いしてたんだ。

その検査の時にね ぼすおの頚椎の奇形もみつかったんだったね。
ぼすおの頚椎が1つ足りない。
結局 そのせいもあって足腰が弱い。股関節も弱い。

CちゃんとKちゃんが出した答えは このまま様子を見るってこと。
その時 先生に言われたこと。
ぼすお。覚えてるでしょ?

・激しい運動はしちゃダメ。
・階段の上り下り禁止。
・高い所から飛び降りちゃダメ。
・ジャンプはしちゃダメ。
・足腰に負担がかからないように体重の管理を徹底する。

ワン仔のぼすおにとっては どれもこれも辛いことだよね。
何して遊べばいいの?
CちゃんもKちゃんも どうすれば ぼすおが この注意事項を守って その上で楽しく生活できるのか?
ストレス溜めずに生活できるのか考えたよ。

その時に気付いたんだ。
ぼすおは人が大好きってこと。
訓練士さんも言ってたもんね。
だから… 人が集まる所へよく行ったよね。
人が集まりそうな公園。
ぼすお。CちゃんやKちゃんが思ったとおり人に撫でてもらうと喜んでたね。
今でも それは変わらないもんね。
撫でてくれる人がいる お散歩コースだもんね。

あと ぼすおは知らない行ったことの無い場所でのお散歩も好きだよね。
それに気付いて…
それからキャンプによく行くようになったよね。

初めての匂い。足の感触… それが ぼすおの好きなことなんだよね。

ぼすおのおかげで ご近所にもね幅広い年齢層の人たちと お友達になれたんだ。
全ては ぼすおが繋いでくれた縁。
ぼすおが愛想よく尻尾フリフリしてくれたおかげで Cちゃん いっぱい お友達ができたんだ。
3つくらいの子から年配の方。お年寄りの方までね。

ぼすおとの楽しい記録を綴ろうと思ってブログも始めたね。
そのおかげで全国に知り合いが出来たんだ。
顔も知らない人たちだけどね。色んなお話して。
何人かは実際に会うことも出来たもんね。
これも ぼすおが繋いでくれた縁なんだよ。

そうだ! ぼすおには不思議な力があるんだね。
誰とでも仲良くなれる不思議な力。
ばあばは ぼすおの事が怖かったのに こないだ2週間一緒にいて 全然怖くなくなったって言ってたもんね。
初日は恐々だったけど次の日から ぼすおは ばあばの言うこと良くきいてたもんね。
今まで怖がってたのがウソみたい。
Cちゃんの言うことは きかなかったくせに ばあばの言うことは きいてたもんね。
じいじの側にも寄り添ってたね。
じいじの腕枕で寝てたもんね。

CちゃんとKちゃんが喧嘩した時 いつも ぼすおは困ってるね。
どっちにつけばいいのか?って。
ぼすおには わかるんだね。
大抵 良い方の側に寄り添って座ってるもんね。
あのね ぼすお。
CちゃんとKちゃん。ぼすおが横に来てくれたら自分は間違ってないって思ってたんだよ。
知ってた?
ぼすおがね どっちが悪いのか判断してくれてたんだ。
でも… どっちにもつかずにオロオロしてる時もあるよね。
あれは どっちにも つけないって事なの?
どっちも どっちって事なのかな?

CちゃんとKちゃんにとって ぼすおは息子。
ぼすおのおかげで今も一緒にいれるんだよ。
ぼすおがいなかったら…
大喧嘩になって離婚してたかも?ホントだよ。
CちゃんとKちゃんとぼすおで家族なんだ。
誰が欠けたって成り立たないんだよ。

ぼすお。
ぼすおはCちゃんに色んな物を与えてくれたんだね。
元気になれたのも 病気でくじけなかったのも ワン仔の勉強したのも お友達を作ってくれたのも…
今こうしてKちゃんと一緒にいれるのも みんな みんな ぼすおのおかげ。
今 こうして笑って毎日を過ごせるのも みんなみんな ぼすおのおかげなんだ。
Kちゃんのおかげもあるけどね。

ぼすお。ありがとう。
感謝しても しきれないね。

ぼすおは今日で5歳になったんだよ。
ぼすお。これからも一緒に年を重ねていこうね。
なるべく ゆっくりね。
少しでも長い間Cちゃんの側にいてね。
CちゃんとKちゃんと いっぱいいっぱいキャンプに行こうね。
楽しい事 一緒にしようね。
一緒に笑って過ごそうね。

Cちゃん ぼすおが楽しく暮らせるように がんばるからね。
ぼすおが今までCちゃんの為にがんばってくれた分 Cちゃん これから がんばるからね。

これからもKちゃんとCちゃんと ぼすおの3人で楽しくやっていこうね。

ぼすお。
Cちゃんの宝物。
誰に何って言われたって ぼすおはCちゃんの大事な大事な息子だよ。
CちゃんとKちゃんは どんなことが起きたって絶対ぼすおの味方だよ。

ぼすお。
うちの仔になってくれて ありがとう。
ぼすお。
こんな頼りないCちゃんだけど これからも よろしくね。


2009.4.18 ぼすおのお誕生日に…  親愛なるぼすおへ 感謝を込めて   Cちゃんより


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これ書くのに約3時間かかりました。
今 ぼすおはCの横で座ってます。お手紙書きながら ぼすおに聞かせながら書きました。
きっと ぼすおに伝わったと思います。
最後まで読んだ方いるのかな?
もし そんな奇特な方がいらっしゃったら… 
お付き合いいただきまして ありがとです。
途中Cの入院中のことを書いてますが…
これ今までは詳しく書いたことがありませんでした。
なぜなら…
C自信が病気を完全に受け入れることが出来てなかったからです。
認めるのが嫌だった。
完治のない病気だからです。今現在も治療中です。
そして この先 Cが死ぬまで治療は続くと思います。
もしかしたら特効薬ができたら完治ってこともあるのかも?
これだけキャンプに行って これだけ遊んで どこが病気なんだ?って思われるでしょうね。
病気になったからこそ毎日が大切で毎日充実した日を過ごしたいって思うようになりました。
毎日ダラダラ過ぎてくのが もったいないんですよね。

ブログで書くことによって 知られてしまう。そう思いました。
でも… もし最後まで読んでくれた方には知られてもいいやって思いました。
逃げない。認める。
その上で出来る範囲で楽しい生活を送る。

ぼすおがCを強くしてくれました。こうやって人に言えるまでにしてくれました。
ホントの悩みや苦しみは人には なかなか言えないでしょ?
人に言える悩みは もう自分の中で区切りがついてて現在の悩みじゃない。

色んなことを含めて…
たかがワン仔かもしれませんがCにとっては支えになってます。
生きる力になってます。重い話しちゃってスイマセン。
今日は ぼすおの誕生日。
おかげで色んなことを振り返り またこれから どうしていきたいのかがハッキリしました。

楽しく笑って… 1日1日を大切に。

ホントに長い間 おつきあいいただきまして ありがとです。
また明日より通常のブログに戻りますので。
今日だけは ご勘弁を。



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Posted by Cちゃん at 09:08Comments(14)家族のイベント